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メーカー:集英社
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カスタマーのおすすめ度:     

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Binding: 文庫 EAN: 9784086011440 ISBN: 4086011441 Label: 集英社 メーカー: 集英社 Number Of Pages: 203 Publication Date: 2008-04-01 Publisher: 集英社 Studio: 集英社
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スポットライトレビュー:
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評価:      概要: かなり微妙 コメント: 皆さん絶賛されている中で、辛口評価をさせていただきます。
まず、このタイミングで短編というのが話の引き延ばしとしか考えられません。
内容が良ければいいものの、どれも抑揚がなく短調な話ばかり。
「のりしろ」部分は特に淡白で読んでいて退屈でした。
先代薔薇さま達+蟹名静が出てきたのは唯一良かった点(これがあるのでなんとか星2つ)ですが、
「青い傘」のようなマリみてを完全に逸脱した話は入れて欲しくなかったです。
志摩子の誕生秘話も、後付感満載で違和感が拭えません。
妊娠→出産→病死というまるでケータイ小説のような陳腐な展開にも辟易しました。
他に問題点を上げると、挿絵が少なすぎ。後半は全くありません。一体どうしたのでしょうか?
今回は、全くストーリーに進展がなく、短編の出来もイマイチなので、読まなくても問題ないかもしれません。
「あとがき」によると、祐巳・祥子編も「そろそろゴールが見えてきた」そうです。
この書き方ですと、瞳子問題で延々と引っ張ったように、祥子卒業でも引っ張るのかもしれません。
それはやめてくださいね。初期のようなテンポよく話が進むマリみてが読みたいです。
評価:      概要: 読者のリクエストに応えて コメント: 次の8本の短編を収録。
「デビュー」蓉子は大学進学を機にイメチェンを図るが…。
「ライバルがいいの」江利子と山辺の娘・亜紀との対面が実現。
「フィレンツェ煎餅を探しに」佐藤さん・加東さんのイタリア道中記。
「「さん」づけ問題」祐巳たちは祥子世代・蓉子世代と違ってお互いを「さん」づけで呼んでいるが…。
「僕の兄妹」志摩子の兄・賢文の視点から、長兄(志摩子の実父)と、「妹」になった志摩子について。
「ユミちゃん絵日記・未来編(1)」静に手紙を出した祐巳だが、なんとその直後に本人に会ってしまい…。
「ユミちゃん絵日記・未来編(2)」お正月に瞳子との仲直りを祈願したお稲荷さんにお礼参り。
「青い傘の思い出」コンビニで盗まれ、青田先生経由で祐巳の元に戻ってくるまでの青い傘のいきさつ。
今回は読者からのさまざまなリクエストに応える形でこの書き下ろし短編集を出したという。リクエストの多くは「○○さんを出してください」という内容のようなので、自分の好きなキャラクターの話が「あたり」だったらそれでよしとしよう。
評価:      概要: 本編の解説本? コメント: メインストーリーと少し離れて、本編中にあった(ないのもあるけど)、ちょっとしたお話を
詳しく記した一冊。内容は
水野蓉子様、鳥居江利子様、佐藤聖様、前薔薇さまの卒業後のそれぞれのエピソード。
藤堂志摩子さん出生の秘密、
祐巳さん、静さまに妹の報告をする。祐巳さん、初詣のお礼にお稲荷さんへ行く。青い傘の彷徨。
こうしてみると黄薔薇さん家のエピソードが少ないですね。
本編中にあったことが、これでかなりすっきりしました。もやもやのある人にお勧めします。
評価:      概要: ダラダラいきましょうか コメント: ファンサービスというか、オマケみたいな内容の話でした。
いつものキャラが出てきます。頭も使いません。話もシンプルです。なので
あっという間に読んでしまいました。まあまあ(?)楽しかったです。
言い方を変えると、ちょっと物足りなかったかも、です。
まあ、一番の収穫は、どうやらまだ続きそうだ、ということですね。
祐巳×瞳子の関係はまだまだ発展途上ですもんね♪
ただ・・・僕的にはこのままダラダラ続けていいのか。
という気持ちもあります。祥子×祐巳で始まった『マリみて』なのだから
祥子様が卒業した時点で話を終えるべきな気もします。
でも、続くのは素直に嬉しかったり・・・。
薄めすぎて、ほとんど味のしなくなったカルピス。
レイニーブルーを抜けてからの『マリみて』はそんな感じです。
まあ、薄いカルピスの方が好き、という人もたまにいますけどね。
僕ももうその味に慣れて、今更文句を言うつもりはありません。
この刊行ペースを維持して下さっている今野先生にただただ、感謝です。
(ペースを遅くして、じっくりいい作品を作ってもいいとは思いますが)
祥子様が卒業してもダラダラ続くんだろうなあ・・・
このままどこまでもダラダラいくしかなさそうですねっ!
僕はついていきますよぉー
お釈迦様は買いませんけど(笑)
評価:      概要: 薔薇今昔と青い傘とエキストラな人達。 コメント: 子供の頃、泊まった友達の家で何気なく、「○○ちゃんのお父さん、
帰り遅いんだね」と言った所「ああ、○○んちはお母さんと私だけだよん」
と、まるで今回の志摩子さんの「お天気を語るような」言葉で答えられ、
自分が普通だと受け止めている生活が、どんなにか幸せなことか、
そして自分が邪気無く放った一言が相手を傷つけたか気落ちした経験がある。
そんな幼かった頃の青い苦さを久し振りに古傷の疼きで思い出した。
前回の「薔薇の花冠」以降、「先代薔薇様方はどうしているのか…」
と後ろ髪を引かれた後の、見事なヒット。最新刊では大学生となった
紅・白・黄、そして黒…先代達の生活が、今野さんらしく繊細に
そして誰にでも覚えがあるセピア色の郷愁のようにそれぞれ短く描かれている。
中盤、なんと主役的に扱われているのが、人間ではなく「ある物」。
かつての失くし物だった物体が、果たしてどんな人達の手から手へ
渡されてどんなエピソードを見守ってきたのか…。
突然現れた初対面のキャラクターさえにも一瞬で親近感を抱かせてしまう、
非常に書き手側の卓越した文章力と表現力、構成力を見せ付けられる
相変わらず素晴らしい小説である。
驚いたのが、「マリみて」では初めてではないだろうか。
男性の一人称語りが存在した事。新鮮でとても心惹かれるその朴訥と純粋さ。
あとがきにもいつもながら楽しませてもらえるが、やはり気になったのが
「祐巳と祥子編の終わり」という一言。それではまだ薔薇達の物語は続くのか…
実に心から期待してしまうところだ。
…ちなみに私事ながら、「りぼん」「マーガレット」を通過することなく
一気に「ジャンプ」してしまった私としては、「マリみて」と出会えた幸運を
噛み締めるばかりだ。
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