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メーカー:朝日新聞社
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カスタマーのおすすめ度:     

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Binding: 単行本 EAN: 9784022598837 ISBN: 4022598832 Label: 朝日新聞社 メーカー: 朝日新聞社 Number Of Pages: 296 Publication Date: 2005-09-09 Publisher: 朝日新聞社 Studio: 朝日新聞社
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スポットライトレビュー:
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評価:      概要: コンパクトで分かりやすかったです コメント: 著者は専門家ではなく新聞の科学部の記者ということです。そのためか人類学は全くの門外漢の自分にとっても、平易な文章で理解しやすい内容でした。
時折文章の内容が飛んだ印象が見られたのが少し気になりましたが、きちんと最新の研究のトピックスを踏まえ、知的好奇心を十分に満足させてもらえました。
特に序章のホモ・フロレシエンシスと終盤のネアンデルタール人といった、われわれホモ・サピエンスと一時期を共存しながら、滅んでいった「われら以外の人類」の話題は、ヒトとは何かという尽きない思いをかきたてられました。
評価:      概要: 我々はどこから来たのか?我々は何者か?我々はどこへ行くのか? コメント: 近年、人類の進化について、過去の常識を覆すような様々な発見・研究成果が次々に報告されているらしい。中でも進化の過程で、現生人類(私たち)+その直系先祖以外に、いくつもの“種”の異なる人類が平行して存在していた…というのが本書のテーマ。
現在、世界を席捲している、ただ1種の現生人類=ホモ・サピエンス。しかし、実は人類が数百万年前に誕生して以降の殆どの時間、複数の異なる種の人類が“並存”“共存”していたらしい。
それだけでも素人的には結構驚くのだが、冒頭に登場する「ホモ・フローレンシス」の話には本当に鳥肌が立った。1万数千年前の小型(成人で身長1mほど)の人骨、そして彼らが使用したらしい火の痕跡や道具…今も議論が続いているようだが、もしこれが現生人類とは異なる“別種のヒト”であれば、その新しさには驚く他はない。1万年前といえば(日本では)縄文時代。我々と地続きの“歴史”の範疇で、「われら以外の人類」が存在していたとしたら…。
本書を読むと、“われら”ホモ・サピエンスは必ずしも“万物の霊長”“約束された成功者”というような特権的な存在ではなく、数ある進化の選択肢の中の一つでしかなかったのだな…という感を持つ。であればこそ、“われら”ホモ・サピエンスは、もっと謙虚であるべきではないか?そんな著者のメッセージもこめられていると思います。
評価:      概要: 人類起源について現在の状況がよくまとめられている コメント: 新聞記者が書いた読み物であるせいか、大変読みやすい。人類の起源と進化についての現在の状況がうまくまとめらている。しかし、研究者が書いた本であれば、自分の問題としてもっとこだわりがある書き方がなされたろうし、私はそのような研究者の情熱が語られることを評価するが、いかんせんこの著者には望むべくもない。言ってみれば野次馬的興味(失礼!)というところか。人類の起源と進化について一通りの知識を得たいという人にはよい本だと思う。
評価:      概要: 10年一昔というけれど コメント: 冒頭で触れられているホモフロレシエンシスは脳容量は400cc程度ながら火を使い集団で狩りをする知能を持っていた、しかもたった1万年前に滅びたばかりだという。タイトルにある我ら以外の人類がかなり身近にいた。
猿人、原人、旧人、新人という括りはすでに消滅しているし、聞いたことない名前はしこたま出てくる、自分が学生時代に習った人類学の知識はもう完全に遺物。さらに、同じ時と場所に複数のホミニドが住んでいたり、頑丈型や華奢型という区分けが出てきたりディティールがかなり複雑になっている、このジャンルの考古学的発見はとても大きいと思われる。
評価:      概要: 共存のルーツへ遡る コメント: サブタイトルを見なかったので、“あの手”の本だと思った。「超文明」というやつだ。いろんな「証拠」をかき集めて、ヒトならぬ異世界の住民像がリアルに語られる。なにせ、この本のオビにも「地球上にはいつも、2種類以上のヒトが共存していた」とある。そうか、こっちの舞台はヒトだったのか。でも、あとはまあ同じです。本屋さ~ん、“あの手”の棚にも置きましょう。朝日新聞の科学記者が書いてるからって、あなどらないでくださいね。 「われら以外の人類は、どこから来てどこへ行ったのか」と問う著者は海外の多くの研究者にも面会取材し、遥かな人類の痕跡を集めてくる。謎解きに取り付かれた彼ら“人類探偵”たちの情熱も代弁する。問いはこう続く「それはわれわれホモ・サピエンスの未来にも重なることなのか」。その答えを探す中で、壮大な人類家系図が浮かび上がる仕掛けになっている。 人類は700万年前に10万人足らずから始まった。それ以来、枝分れや絶滅を繰り返しながら、約20種のヒトを作ってきた。数種が併存する時代もあった。総人口1万人にまで減り、絶滅にも瀕した。唯一生き残った現生のホモ・サピエンスは、20万年かけて六十数億人に盛り返した。過去2種のヒトビトと共存した実績も持つ――。 遠大な家系図だけでも日頃の憂さは晴れていくが、著者の本当の狙いは2つ目の問いにある。独りぼっちで栄えるわれわれは独善に陥るようになったが、「滅び去ったわれら以外の人類たち、そしていろいろな動植物がいたからこそ、われわれの今がある。(中略)ホモ・サピエンスは、自分と地球上のすべての生物の進化と滅亡にも気がつかないといけない」のだ。これが答えである。せめて遠くついえたヒトビトへ思いを馳せたい。“あの手”で行こう。 一般向けでありながら、近刊の類書と比べて索引・専門知識解説・文献紹介や読書案内が充実している。“いい本”の必須条件である。
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