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ラウンド・アバウト・ミッドナイト+4

ラウンド・アバウト・ミッドナイト+4
定価: ¥ 1,890
価格: ¥ 1,796
通常24時間以内に発送
メーカー:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
カスタマーのおすすめ度: Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5

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Binding: CD
EAN: 0766486678422
Label: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
ディスク数: 1
Publisher: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
発売日: 2005-06-22
Running Time: 58
Studio: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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商品レビュー:



スポットライトレビュー:

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: コロンビア時代の幕開け
コメント: 1955年10月27日、1956年6月5日・9月10日、ニューヨーク、コロンビア799セブンス・アベニューおよび30thストリート・スタジオで録音。

本作はマイルスのコロンビアにおけるデビュー・アルバムである。タイトル曲はご存知喧嘩仲間のセロニアス・モンクの曲だが、ギル・エヴァンスがアレンジしたようだ。コルトレーンがテーマのバックで吹くメロディは本来オーケストラのために書いたものだったのをいつものようにぶらりギルのアパートにやって来て勝手に雑誌を読んだり飲み物を飲んだりしていたマイルスが聴き覚え、自分のレコーディングに使っていいかを尋ね、許可をもらったそうだが譜面は渡さなかったそうだ。しかし、その内容をマイルスは正確に覚えていて、マイルスとコルトレーンの2管編成に直して吹き込んだのだ。

閑話休題。本作そして『Kind Of Blue』はマイルスのアルバムの中で有名評論家諸兄によって代表作としてあげられ、いまだにマイルスのアルバムの中でトップ・セールスを記録しているようだ。ジャズ評論家は各ミュージシャンから3枚くらいずつアルバムを選びだして、『決定盤ジャズ百選』みたいな本を出しているが、その際には本作と『Kind Of Blue』は必ず入ってくる。しかしながら、そんな聴き方・選び方はマイルスの場合2つの意味で間違っているとぼくは思う。

1.マイルスのような多作かつ偉大なミュージシャンの数枚のアルバムで他のミュージシャンのように理解かつ楽しめる分けがない。
2.マイルスほど最初の『クールの誕生』から遺作『doo-bop』まで変貌を続けたミュージシャンはいない。それを数枚のアルバムで知ることなど不可能だ。

プレスティッジでのマラソン・セッションで録音された4部作や渾沌に満ちたジャズ・ファンクの『ビッチズ・フリュー』、最晩年のマイケル・ジャクソンの『ヒューマン・ネーチャー』の演奏を聴かずしてマイルスを理解し、その偉大な音楽を楽しむことなどできません。それは人生の一番楽しい部分を放棄していることでもあるとぼくは思うのだがいかがだろう。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: コルトレーンの成長に驚く
コメント: このアルバムにはマイルスのグループに参加したばかりのコルトレーンのプレイとそれからしばらく経ってからのプレイがレコーディングされています。最初のころはヘタというかダサイというか、マイルスもよくこんなテナーをグループに入れたもんだと思いますが、それからのコルトレーンの成長は著しく、なんてかっこいいんだろう!と感じてしまいます。有名なアルバムの割には聴くことは少ないですね。あんまりいい曲が入っていないからかな?

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: ジャズを殺したのは誰か
コメント:  マイルス・デイビスはジャズの殺人者である。
 チャーリー・パーカーに起用され、彼の絶頂期を目の当たりにした賢い彼は、パーカーと同じ手法、すなわちインプロヴィゼイションではパーカーを凌ぐことができないことを知り、彼とは違う道を歩むようになる。そして彼が向かったのはハード・バップ、すなわちアドリヴと全体の構成を両立させる手法であり、アドリヴ一発のビ・バップの中には求められない形式美を追求するようになる。そしてついに彼はジャズからアドリヴを追放するという離れ業をやってのける。それが60年代最後のアルバム「ネフェルティティ」であり、その後の彼はアドリヴのないフュージョンの世界へ去ることになる。
 だから、ここで追求されている音楽が、彼が第一級のものとみなしたパーカーによるジャズとは異質なものであることに注意しなくてはならない。ある意味ではジャズを酒場で女性を口説くBGMに貶めてしまったのもマイルスであり、逆に厳しいアドリヴ競争からファンとジャズメン自身を救ったのもマイルスである。つまり、はっきり言ってしまえば、本作を聴いて「これこそジャズの最高傑作!」などとのたまう輩はジャズの何たるかをまったくわかっていない大馬鹿者なのである。
 以上の事情を承知の上で、なお本作の美しさを愛でることができるなら、確かに「名盤」であろう。しかし、決して本作でジャズの醍醐味に触れることはできないことは知っておかねばならない。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: ミュート・トランペットの美しさ
コメント: 若きマイルスの上り坂だった時代の名盤。マイルスのトランペットの美しさはミュート演奏(減音器を使った演奏)にあるのではないだろうか。くぐもったような暖かみもあり、同時にキレもあるミュート・トランペットの音色は誰にもまねできない。マイルスのミュートの傑作はこのセロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」、キャノンボールとの共演盤サムシングエルスの「枯れ葉」、それに「カインド・オブ・ブルー」の3曲にあるように思える。現代トランペットの天才ウイントン・マルサリスはマイルスを超えたと、よく言われるが、マイルスにあってマルサリスにないもの、それは「情感」であり、「歌心」である。それはジャズには必須なものだ。「ラウンド・ミッドナイト」深夜に聴きたい。(松本敏之)


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