評価: 




概要: テクニックとメロディセンスが織り成すソロウクレレの世界
コメント: ウクレレといえば、軽いタッチのコード演奏というイメージでしたが、完全に覆されました。ここまでくると立派なソロ楽器ですね。速弾きをはじめテクニックものもすごいですが、メロディセンスも抜群!!
ウクレレが奏でるメロディというのは、音のつぶ感覚がギターとはまた違って良いです。アルバムタイトル曲の「doragon」や「3rd stream」のような速弾きテクニックが光るナンバーもかっこいいし、「circle of criends」「touch」といったミドル/スローテンポのものも好き。ほんと捨て曲なしです。
評価: 




概要: 「ウクレレ」のイメージがすっかり変わりました
コメント: 映画『フラガール』の音楽があまりに良くて、それを演奏していたジェイク・シマブクロを知った者です。
日本でのデビューアルバム『サンデー・モーニング』が良かったのでこのアルバムにも興味を持ちましたが、期待した通り演奏が並んでいました。
彼の演奏は、ギターよりももっと音が立つ!感じがいいですね。めだたない存在だったウクレレをこのようなメロディ楽器に変貌させたジェイク・シマブクロの存在は大きいと思います。
ウクレレという概念を変えるような『ドラゴン』は、全般的にフュージョン系の音楽なのですが、熱いハートを感じさせるように激しい音楽が多かったですね。
冒頭の凄まじいテクニックを駆使した「シェイク・イット・アップ!」は爽快の一言ですね。上手い、凄い、凄すぎる!!
「ウィズ・ユー・オールウェイズ」のような爽やかでビート感覚溢れる音楽もいいです。流れるようなメロディラインがまた聴きたくなる要素を持っています。
クラシックのみならず、マイルス・デイヴィスの演奏でも知られている「アランフェス協奏曲」のように静かだけれど情感は激しいものを感じるような演奏にひかれました。
8曲目の「タッチ」のような静かな曲にこそ彼の音楽性が感じられると思います。
幅広い音楽にこれからも挑戦をし続けていって欲しいと思います。
評価: 




概要: 気持ちの良いアルバムです
コメント: ウクレレ奏者としての技術論とか難しいことはわかりませんが、これからの暑い季節、聞いていて文句なしに気持ちいいと言うのはありがたいです。
評価: 




概要: ライヴのような・・・
コメント: Jakeがデジタルではなく、アナログで録ったわけの判る作品だと思う。
その出来栄えは、修正の効くデジタルの録音ではないだけに広がりの有る、ライヴのような仕上がりで、これもJakeのライヴに帯同してくれる、ドラムのNoel・Okimoto氏やベースのDean・Taba氏に加え、スペシャルなアレンジでホノルルフィルのMattCatingub氏を加えて、Jakeが気の許せるメンバーと本当に楽しみながら、レコーディングしている様子が伝わってくる気がする。
ピュアハート時代から今までのCDの中で、一番ライヴに近い、暖かい作品だと思う。
評価: 




概要: あえて辛口で・・・
コメント: 予約してあった、ジェイクの新作「DRAGON」を、週末にやっと入手しました。
今回は、敢えて辛口でコメントさせていただきたくて、書き込みさせてもらいます。
はっきり言って、今回のアルバムは前作の「Walking Down Rainhill」に比べて、成功しているとは言い難いと思います。
以下、その理由について述べてみたいと思います。まず、DRAGONは前作に比べ、ビートの効いた強い、激しいリズムの曲が多く収録されています。
これは、ジェイク本人も「新しいアルバムはそういうコンセプトで作っている」と発言していました。
ところが、それなのにベース&ドラムのリズム隊の技術が、ジェイクの卓越したテクニックに追いつけていないのです。
また、曲の出来というのは、曲の良さもさることながら、アレンジが出来を大きく左右します。
凡庸な曲が驚くほど印象に残る曲になったり、素晴らしい曲がアレンジによっては平凡な曲になってしまったりするものです。この点でも、DRAGONのアレンジ全体が優れているとは言い難い気がします。
そういう意味で、ジェイクのアレンジャー、プロデューサーとしての能力はまだまだこれからだと言えるでしょう。
今までのようなアルバム、ジェイクのウクレレをメインにして、あまり強いビートの曲がなければ、あるいはジェイクのソロプレイをメインにしたレコーディングであれば、良かったのかも知れませんが、今回のコンセプトでは、ジェイクの奏でるメロディを支えるだけの力量が、他のミュージシャンにはないと思います。また、彼のウクレレを最大限に引き出すアレンジであるとも言い難いと思います。
ジェイクのウクレレは、すでに他には比較のしようが無い域にまで到達しています。
あえて比べるとすれば、世界には非常に優れたテクニックと表現力を有する素晴らしいギタリストが多く存在しますが、そういう著名なギタリストと比肩するレベルにまで到達していると思います。
これだけのウクレレでありながら、DRAGONではスタジオミュージシャンの力量不足により、彼のウクレレだけが浮き上がり、バランスの崩れたサウンドに聞こえてしまいます。
こういったコンセプトでアルバムを製作するのであれば、彼のテクニックを活かせるアレンジャーを揃え、彼のサウンドに負けないミュージシャンを揃え、ジェイクのウクレレを最大限に表現しきることの出来る環境をそろえることが必要で、それがプロデューサーの仕事でもあります。
そういう点でも、セルフプロデュースが成功しているとは、言い難いと思います。
それは、彼のウクレレが遥か高みに進化しつづけており、すでに今まで彼が一緒にプレイしてきたレベルのミュージシャンではバランスが取れない程、高い次元にあるという意味です。
私は、まだほとんど日本で紹介されることのない頃から彼のアルバムを聴いて来たので、敢えて辛口でコメントさせていただくことにしました。
多くの反論もあるかも知れませんが、私個人としては、成功作であるとは言い難いこのアルバムについて、ジェイクであるというだけで、手放しの評価を与えることは出来ませんでした。
一人のミュージシャンとして、彼が世界的なレベルに到達しつつあるという点で、彼を否定するものではありません。逆に言えば、まだまだジェイクの可能性を示した、という点では、このDRAGONには意味があると思います。
今後の彼の進化と変化を期待して、こういう評価を下しました。