評価: 




概要: 趣味の世界。
コメント: 現時点でのエリック・クラプトンという人は、いってみれば、大英帝国の加山雄三みたいな人だと思う。
少なくともここ二十年ばかりの彼の活動を眺めていると、彼は本当にロック・ミュージシャンなのか、彼のことをロック・ギタリストと呼んでいいのか、躊躇われることがある。
まあ、別にレッテルはどうでもいいのだが、「ロック」のキーワードをトンガリ、緊張感、革命…などで表象しようとすると、どうしてもクラプトンはその範疇から逸れてしまう。
BBキングとの双頭アルバムである本作を聞いても、尊敬する偉人と共演できてうれしがったりハッスルしたりちょびっと緊張したりするさまは伝わって来るものの、ハッキリいって、きわめて「趣味」の世界である。
衛星放送などの特番で、加山雄三さんがでてきて昔を語ったり仲間たちと楽しそうにセッションしているのをゴロンと横になって眺めていると、それはそれで楽しいし、立派な人だということも判るが、だがしかし、敢えてお金を出してコンサート行ったり新作CD買おうとまでは思わない。
クラプトンの本作も、そういう感じだ。
出来上がった音楽もそう悪いとはおもわないが、何かが足りない。
BBキングに詳しくない自分としては、キングのファンからみて本作がどの程度のものか想像もつかないが、少なくとも、クラプトンの醒めた一ファンとしては、弛緩した趣味性の強い1枚、としか評価できない。
「三大ギタリスト」とは今むかし、今現在も生粋のロック・ギタリスト張っているのは、ジェフ・ベック一人になってしまった。
評価: 




概要: なかなかのジョイント・アルバム
コメント: 00年発表のB.B. KING とクラプトンの競演アルバム。クラプトンの趣味路線のアルバムと言えるが、内容は文句なし。笑顔で映った2人のジャケットだけでも素晴らしいが、タイトル曲がジョン・ハイアットの名曲で、ちょっとした捻りになっているのが微笑ましくもあり、嬉しくもあったり。はっきり言ってブルースそのもののアルバムで大半はB.B. KING の代表曲や古典曲などでまとめられおり、録音も演奏もよいのでブルースの入門用に最適。クラプトンを中心に聞いていると彼のヴォーカルはそれほど悪いと思わないが、御大のヴォーカルが入るとその差は歴然。やっぱり本物は凄いと再確認出来るはず。近年の甘過ぎるクラプトンにうんざりの人には特にお薦め。11.のギターの掛け合いはかなりいけます。
評価: 




概要: 個性の打ち消しあい
コメント: 私には二人の個性が打ち消しあってしまって、演奏にも歌にもまとまりがなくなり、曲によっては元歌のよさまで阻害したように聴こえました。 特にWorriedLifeBluesにはブルースが感じられない・・・ブルースファンのクラプトンとしては、BBとの競演はホントにうれしい限りでしょうが・・・
評価: 




概要: 楽しそうな写真と真剣な本物の演奏
コメント: ブルースを白人が弾けるのか!
といわれ続けながらも、引き続け新たなジャンルを開拓してきたクラプトン
その演奏スタイルの基本がこのアルバムに集約されている。お互いの特徴あるギターの響きと音色が絶妙にからみあう演奏が次々と繰り広げられている。
耳を澄ますとお互いのアイコンタクトや笑顔までが目に浮かぶアルバムである。
初心者向けとはいえないが、一度は聞く価値のある貴重な録音である
評価: 




概要: 神髄!
コメント: クラプトンは神様と言われる。
でも,神が王に負けている。
いい意味で負けている。そしてだからこそ圧巻だ。このアルバムはジャケットも秀逸だし,ブックレットの裏表紙もサイコー!
クラプトンは運転手。
喜んで運転手になってる。
このアルバムに,ブルースの神髄があるのではないだろうか?