評価: 




概要: スタンダードカントリー&アダルトオルタナティヴ。
コメント: アコースティックギターの演奏において米国でもこの人はダントツだろう。カントリーの大御所というイメージはあるが、彼が良く言われるようなred neck countryというほど泥臭いわけではなく、どちらかというとアメリカンフォークっぽい。どこかしら隔世感のある曲は、いわゆるsingersongwriterといわれる人々に通ずるものがあるがもっとホームメイドテイスト(どもりがちのビートなどによるところもある)で良くも悪くもナッシュビルらしい健康的な楽曲が多い。オルガン、ピアノの使い方が上手いという意味では、Tom Waitsに近く、彼のファンはWille Nelsonの80年代以降の作品は大いに気に入るだろう。Stardustを筆頭に、Neil Youngのアルバムに入っていても違和感がなさそうなBlue SkiesやMoonlight in Vermontなどがこのアルバムではいい。
評価: 




概要: 秋の訪れを感じさせるアルバム
コメント: ウイリー・ネルソンというとレッド・ネック・カントリーという骨太なイメージがありますが、
このアルバムは、そんな彼がスタンダードを取り上げて、一味違ったところをみせて大ヒットした78年のアルバムです。あれほど多くのアルバムを発売している彼なのに、日本盤で現在手にはいるのは数少なく、こんな名作アルバムでさえ廃盤になっています。
取り上げられているのは、スタンダードとして知られている曲ばかり、それがストレートにさりげなく歌っていて、
特別に個性的なアレンジをしているわけでもないのに、どの曲も瑞々しくて不思議な情感をたたえる1枚です。
頭のフレーズを省いて有名なコーラスパートから歌う「Stardust」や
人生の秋を歌った心にしみる「September Song」、
カントリーチャートでNo1になった「Blue Skies」など
どの曲もシンプルかつ、名アレンジ、名歌唱です。
日本盤発売時には入っていなかったボーナストラック(11&12)も収録されています。
スザンナ・クラークの描いた星々のジャケットとともに、秋になると聴きたくなるアルバムです。