評価: 




概要: ヒトラーさんのエッセイ集
コメント: この『テーブルトーク』はヒトラーさんのエッセイ集と呼べるものである。
内容は街をにぎわす殺人事件を一喝したり、教育システム、行政システムを批判したりする一方で甘美な少年時代を振り返ってみたり、ワーグナーの音楽について感動を込めて述べる。
ヒトラーさんの知識量は百科事典並で、しかも機知に富んだ文章の数々は私たちを決して飽きさせない。
この本はさながらヒトラーという知のジャングルをかきわけていくようなもので、ネバーエンディングストーリーである。
続きが読みたくて、読みたくてたまらない。
大丈夫、下巻を読みましょう。
それでも我慢できない人は『ヒトラーの遺言』という篠原正瑛という人が訳した、本当に最後の最後のヒトラーさんのエッセイ集を読みましょう。
残念ですが、その続きはありません、、、著者がお亡くなりになられたからです。
ですが、希望は残っています。
あなたが新たなる一ページを書き加えるのです。
評価: 




概要: 思想書であり、回顧録であり、談話である
コメント: ヒトラーの回想などを踏まえつつ、思想に言及する場面もある。側近を痛烈に皮肉ったりもする。人間・ヒトラーにまた一歩、近づける。そんな本です。
評価: 




概要: 手に取ることが出来る肉声
コメント: ナポレオン、クロムウェル―何時の時代も、当事者に関係した人間が自身の責任を逃れる為に、全責任を転嫁してきた。そうして元英雄は一転、恐怖の悪魔と化した。勿論、ここで私はヒトラーを英雄視するつもりは毛頭ない。しかし我々はヒトラーが「何をしたか」という事実は良く知っていても、ヒトラーが「いかになしえたか」という事実に関しては、全くといって良いほど無知であることを認めねばならない。それは如何に歴史的事実と云われている物が間接的で曖昧たるものであるか、ということの裏返しでは無いだろうか。そういう意味では、この本はヒトラーの人間性を何の第三者の偏見も無く、私達自ら直接目にし考えることが出来る数少ない大変貴重な書である。
最後に、今から1年前、この本は全国で絶版状態にあり、手に入るのは在庫の存在する下巻のみだった。現在こうして手軽に上巻を手に入れることが出来る喜びを噛み締めたい。