評価: 




概要: 特攻隊員とアメリカ軍将兵をともに受入れたトメ
コメント: 日本軍の若い特攻隊員は,予科練や学徒出身で,実戦経験もなく未熟だった。その彼等に与えられた「重い命令」を少しでも楽にしてあげたいとトメはがんばった。その一途な母親代わりの愛情は,若者たちにも,自然に受入れられた。
さらに驚くべきことは,このトメが,戦後は進駐してきたアメリカ軍将兵をも,富屋で歓待したことだ。このような行為を裏切りと非難したものもあったようだが,トメは,母親が必要なのは,進駐軍兵士も同様と考えて,決して彼等が来るのを拒まなかった。戦後の特攻隊員の慰霊のための活動と並んで,アメリカ軍将兵との友好も果たすことのできた「肝っ玉かあさん」のようなトメには,人間愛が溢れていたのではないだろうか。
評価: 




概要: 戦争ほど愚かなものはない。
コメント: 戦争ほど愚かでばかばかしいものはないとこの本を読んでそう思いました。
右翼的、左派的な内容ではなく特攻隊員たちと鳥浜トメさんとの交流などが書かれているので、彼らがどういう事を思っていたかなどが読み取れます。
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概要: DNA
コメント: えーっと。今、読んでます。 ものすごく興味もあるし、それ以上に、なんと言うか、切なくて、理不尽で・・・。 日本人としてその時代に共感し、共鳴してしまいます。
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概要: もう二度と繰り返すことの無いように
コメント: 鳥浜トメは、まさに天使のような存在であっただろう。二度と帰ることの出来ない特攻兵を、我が子のように接し、そして送り出す。二度と会うことの出来ない別れを、一体どんな気持ちで、一体どんな覚悟で受け止めていたのだろうか。
富屋食堂で、祖国を思いながらアリランを歌い出撃した特攻兵、「ホタルになって帰ってくる」と約束した特攻兵、腕の骨折のため、自転車チューブを腕代わりに操縦桿を握った特攻兵・・。祖国のためとは言え、命をかけての突撃を、目の当たりにしたトメの心情は、計り知れないものがあったのではないか。
戦争は終わり、その後日本は急激な経済成長を遂げるが、次第に戦争で惨禍していった特攻隊の事は、自然に風化されようとした。しかし、今の私達の暮らしあるのは、彼らのおかげでは無いだろうか。日本の未来の為に、日本の将来を思って惨禍した彼らの心は、勇気は、決して忘れてはならない。
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概要: ホタルの話しは聞いた事ある人が多いと思います。
コメント: 本屋でこの本を見つけてなぜか衝動買いをしていました。
その日のうちに全部一気読み。止める事は出来ませんでした。
涙がいっぱい溢れて拭いながら読みました。
小母ちゃんの実の母にも負けない、それ以上の愛と優しさで少年兵達の厳しい生活の中での唯一の癒しになっていたんだなぁと思います。特攻兵という悲しい記録になって逝ってしまった少年達(青年もいますが)の真実が書いてあります。
全員が全員日本人ではなかった事。
何度挑戦しても敵艦に突撃する事は出来ず没したもの。
自分自身に暗示をかけるかのように何度も「お国のために」と。
ほとんどの少年達が空へ向かう前に小母ちゃんの店へ来て実家の家族へ向けた「最初で最後の本音の手紙」(少年兵達の手紙は上官に検査をされてからしか送ってもらえなかったため本音はほとんど書けなかったようです)を渡していた事。その手紙を上官達に見つからないように早朝に隠れてポストに入れた事。
戦後には多くの中傷や非難を受けながらアメリカ兵の世話もしたこと。
毎日毎日逝ってしまった少年兵達のお参り。
少年兵の家族への手紙。
亡くなるまで小母ちゃんは少年達の母だったんだなぁと思いました。
だからこそホタルは帰ってきた。