|
|
人格障害の時代 (平凡社新書)

|
定価: ¥ 756
価格: ¥ 756
通常24時間以内に発送
メーカー:平凡社
|
カスタマーのおすすめ度:     

|
|
|
|
|
Binding: 新書 EAN: 9784582852295 ISBN: 4582852297 Label: 平凡社 メーカー: 平凡社 Number Of Pages: 214 Publication Date: 2004-06 Publisher: 平凡社 Studio: 平凡社
|
|
|
|
|
|
|
|
|
スポットライトレビュー:
|
評価:      概要: ドゥルーズ=ガタリ批判にも説得力あり。 コメント: 周囲に病んだ人が普通にいたりするのが現代の日常だと思うけど、人格障害のタイプが分かりやすくグルーピングされて解説されているので、私達の周りの病(やまい)の有りようの理解には役立つ本だと思う。そして、医者として京大医学部大学院の研究室から医療少年院に勤務先を変えた筆者の紹介する症例はリアルで重いものが多く、実例の説得力もある。
個人的には、かつてドゥルーズ=ガタリ「アンチ・オイディプス」において展開された「遊牧型(分裂症的)vs中央集権型(妄想症的)」という対立図式を、「アノミーな境界性的社会vsファシズム的妄想性社会」と読み替えて、遊牧性を賞賛したドゥルーズ=ガタリを批判したり、自己編愛の形態としての人格障害に悪しき実存主義的価値観を読み取る後半は、知的刺激を受けた。(著者が哲学科出身と知って、納得しました。)
それにしても、(著者も言及してますが)高度資本主義社会というのは、なんでこう人間を狂わせちゃうんでしょう。
評価:      概要: 時代の流れがわかりやすい コメント: 他の人格障害を扱った本の中で、時代の傾向と障害の発症を解説して、大変わかりやすい良書。この障害を抱える人が身近にいるので、いろいろ関連書を読んでいますが、職場でもどうも人格障害傾向の人は増えていると感じています。由来と傾向がわかると戸惑いも少なくてすみます。障害という異なる次元の話だと思われずに広く読まれるとよいと思います。
評価:      概要: 日本は絶望的、何か厳格な革命的対策が望まれる コメント: 今の若者を育てた親世代が行ってきた
家庭教育は完全に失敗。(勿論その親たちとて時代の波に流されてそうなったのだが)
その人の遺伝的性質が悪いのではない。なぜなら、ある性質を良いほう(社会的な)へ活用できもすれば悪いほうへも持っていくことができるから。
その人自身の生来的な特徴(個性)が悪いということは絶対ない。
刃物自体に善悪はない。持つ人間によって凶器にもなれば便利な道具にもなる。
その良い方向か悪い方向かの岐路への方向付けを行うのはまず第一に親であろう。
「氏より育ち」という言葉は、結局のところ人間というのは躾方如何んでどのようにも
変化しうるものなんだよということを表している。
これほどまで今の日本に悪い人間が溢れかえって(自分を含めて)いるということは
個人個人を超えた社会的な、時代的な病理の影をみざるをえない。
人間の遺伝的素質は100年200年の短い期間では変わらないものである。
ということは、人間が育ってく環境、社会があくまでも人が人として育っていくという
過程を妨害し、人間が弱くなるほうへ、意地悪くなるほうへ、傲慢になるほうへ、すなわち
人間を劣等化させる方向へ推し進めているというほかない。
今の若者に共通して言えることは、子供っぽいということである。
その子供っぽい大人が親世代になろうとしている。アニメ、ネットなどのメディアにどっぷりとつかってきた人間が。
子供に子供は育てられるわけもなく、幼児虐待や年端の行かぬ子による重犯罪などはこの先
一気に増加するだろう。
それは、いわゆる『人格障害の時代』の幕開けにほかならない。
この本の前半はタイプ別人格障害の有名人の例から身近な例までを使っての解説です。
こういった類の解説は、ある意味どうでもよく、それよりも本のタイトル通りどういう状況が人格障害を
生み出すのか?その社会環境のどこがいけないのか?親の周囲の大人たちから
幼児はどのように性格を発達させていくのか?
このようなことが後半にちりばめていますのでそちらを重心に読むべきです。
後半の内容は少し難しいですが、真に鋭い指摘をされております。
評価:      概要: 現実社会に対する人格障害の影響を考えるための入門書 コメント: 現実社会と人格障害を関連させて考えるための入門書。著者は精神科医というだけではなく、執筆時点では医療少年院勤務である。基本的な書き方は著者が読者に押し付けるものではなく、「読者が考えるための土台として著者の意見を率直に晒す」というものである。
人格障害という症状は、狭義の精神病とは異なり、脳内の化学物質や神経の興奮とは関連付けられていない曖昧なものである。本書では、ありがちな強引な解釈ではなく、思考の癖としての説明がある程度は行われていると思う。また、「誤って身につけた思考の癖のうち社会生活上有害なもの」の旨の簡潔な表現も用いられている。そして、社会との関連の分析や考察においては犯罪の認知件数や年齢比率なども適度に引用されている他、「問題なのは子供じゃなくて大人じゃないか?部下じゃなくて上司じゃないか?」「人格障害を抱える者を排除する方向では解決を望めない」という方向で、平易に、そんなに乱暴ではない意見が述べられている。事例の紹介もある。
人格障害の入門書としては全体的に良いと思う。だけど、後半の具体的な政策論になると、無知でステレオタイプ的なマンガ・ゲーム批判、経済学を勉強していないと推測される資本主義批判、知性(知識や学歴やIQではない)の欠如まで人格障害として扱おうとしてる記述なども出てきて残念。社会との関わりの部分では、「社会が複雑になって身の周りの思考・行動パターンに適応するだけでは有能で善良な市民としてはやっていけない」「道徳の一貫性を保つために悩みぬいた経験の有無」などの突っ込んだ話は書かれていない。
評価:      概要: 理解しやすい本 コメント: 人格障害そのものに、興味があり知りたいと思う人には入りやすい本だと思います。
著者の先生がTVで少年院でワークされていて少年犯罪についてコメントされているのを拝見し
早速読んでみました。
人格障害の親に育てられた経験から、この病気には非常に興味があり知識もあるほうだと思うのですが、私自身が感じていた様々な過去の出来事が思い起こされるように書かれていました。沢山の犯罪が人格から生まれているように思います。
ただ人格障害も様々あり、犯罪を犯す者が人格障害だと決め付けるべきではないが
しかし、人格障害は周りにいる近くの人だと知る事になる。
何故、人格障害が生まれるのかを知り、理解する事が大切だと思う。
|
|
|
|
|
|
|

 広告を掲載しませんか?
|