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概要: 10の分類、10個づつの話
コメント: 10の分類、10個づつの話で100話になっている。
例えば、同型異字では、口耳の口、のりとの器の口、一定区域を示す国の口。
言われてみれば、なるほどと思うことが、書かれていることと、
歴史的に専門家しか知らないようなことも書かれていて勉強になります。
80番以降は、日本での漢字についてまとまった記述があり、専門書を読む際の予備知識になります。
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概要: 漢字を理解する、ということの奥の深さ
コメント: 著者の白川静氏は中国文学者にして漢字の碩学、昨年(2006年)96歳で他界した。
以前読んだ「孔子伝」に感銘を受けて以来のファンである。
本書は漢字の成り立ちや歴史、漢字にまつわる現代的な問題などを100題、綴ったものである。
前半は解字が主。しかしこれがかなりハード。
よくある「『親』という字は、木の上に立って子どもを見まもる」式の
マンガチックなものを想像していたが、まったく違う。
漢字はそもそも、祭礼や呪術に用いられたシンボルで、たんなる図形ではない。
人が生まれ、自然や神や祖先とともに生き、やがて死んでいくということ。
そしてその意味を刻んだものである。
従って漢字は中国文明そのもの、なのである。これは深い。
漢字を理解する、ということの奥の深さを思い知った気がした。
内容は半分も理解できなかったが、まだまだ他の著作も読んでみたいと思った。
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概要: これほどの情報が、この一冊に。偉業。
コメント: なんとも滋味にあふれる、百話がきらめく。10の単元ごとに10話。漢字研究の第一人者ならではの、あふれるばかりの情報が、濃密に展開される。新書版というスタイルとはいえ、漢字がもつすべてのエッセンスはここに凝集されている。 感銘を受けた箇所をあげているときりがないが、“あとがき”にあった、次の文章は、今、まさに漢字を取り巻く状況を的確に表しているようなので、引用させていただく。
『明治・大正期の詩人たちは、ことばの意味や音感はもとより、その用字の視覚的な印象、活字の大きさ、紙面での字の排列にまで心を配ったのものである。文学や思想は、生活語のように言語過程としてあるものではない。字の形体は表現に関与し、またその美学をささえてきたものである。』
!文学は、漢字があってこそ、芸術として昇華する。
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概要: イメージの宝庫
コメント: 金文や甲骨文にみられる文字を素材として,日常的な漢字が持っている深遠なイメージを解き明かしていく。日常的に触れている漢字たちが,信じられないほど神秘的な出自を持っていることを濃密な文章でつづっていくさまは圧巻です。この本を知ってからはちょっとした漢字をみても,白黒の文字が色彩を帯びているように感じました。
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概要: 文字のイコノロジー
コメント: 漢字をみているだけでイマジネーションが刺激されるようになる素晴らしい本。 「雲」という文字が雲の挾間から龍の尾がかいま見える所をあらわしていたりすることを知ると、街中のつまらないキャッチコピーをみてもイメージがそそられるようになります。 2万円以上する「字通」を買ってしまおうかと思ってしまうすごい本です(まだ買ってませんが)。ただ、文章が濃密すぎて私のヌルい頭で読むとときどきわかんなくなってしまうところが星一つ減でした。