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こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)
定価: ¥ 380
価格: ¥ 380
通常24時間以内に発送
メーカー:新潮社
カスタマーのおすすめ度: Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5

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Binding: 文庫
EAN: 9784101010137
ISBN: 4101010137
Label: 新潮社
メーカー: 新潮社
Number Of Pages: 378
Publication Date: 1952-02
Publisher: 新潮社
Studio: 新潮社

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商品レビュー:



スポットライトレビュー:

評価: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
概要: 大人になった今だから判ること
コメント: 学生のときに「こころ」の一部が教科書に出ていた。
今思えば、なんてぶった切り方をしたんだ、文学に対して申し訳ないと思わないのか...と思う。

なぜならば、そのぶった切った「こころ」があまりにもつまらなく感じ、そしてなんと20年を経てようやく姜尚中さんの「悩む力」により再び読んでみようと言うことになったから、だ。

失った時間は、帰ってこない。
失ったと言う事実は、ねじ曲がらない。
「先生」の失ったことの大きさと、そしてそれ故に自身を自身で苦しめている現状とを思うと、言葉が出てこない。
きっとそれ以外の選択肢はなく、滅していくことばかりを思って来たのだろうと...。

自身に重い罰を与えることが、どれほど妻に影響するか...そう考えはしないのだろうか...と、平成の世の足下でそう思う。
今読み返して改めて判るのは「私」よりも「先生」の心の動きだ。
「私」の年頃には判らなかった何かが、確かにそこにあった。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 一生のお供になります。
コメント: この本は一生読み続けていく価値のある本です。

私は高校生の時に始めてこの本を読みました。
そして二十歳になった時にまた読み返しました。

しかし、感じ方は全く違いました。
高校生と二十歳ですから、知識量も読解力も違いますが。
もっと心のそこのところで、直感的なところで感じ方が変わったと思います。

残念ながら高校生の頃は感想文を書かなかったので、どう感じたかは具体的に覚えていないのですが、二十歳になって読み返したときは感想を残しました。

私のホームページに載せてあるので、是非読んでみてください。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: きっと100年後の人間にも伝わるだろうこころ
コメント: 「お札の人」と思わずに、著者を伏せてでも読んで頂きたい本です。自分を顧みずに、他人の良いところにばかり目がいってしまう青春時代。若さゆえにか、自分の欲望を押さえられない狡さが、私にはよく分かります。そして、年月を経て、ようやく過去と向き合った時に押し寄せる罪悪感、人生の空しさと悲しみ、抱え込むしかない孤独感。先生は、こころに広がっていく黒い染みをどうにか払拭したかったのかもしれません。若い主人公に打ち明けた真実をもって、許しを請い、長い苦しみから解放されたかったのかもしれませんね。あなたは親友と同じ人を好きになったら、どうしますか?きっと恋する人間への永遠の課題です。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 「文学」の醍醐味を教えてくれた重層的構図
コメント:  単に三角関係の末に男達が自殺する話として記憶されていることが多いかもしれないが、実はかなり早い段階で「先生」が早晩自殺することが予言されており、なぜ「先生」は自殺しなくてはならないのかという人間心理(こころ)を謎解く構成になっているので、非常に読みやすい。

 しかし、この小説が本当に面白いのは、先生の自殺のきっかけが明治天皇崩御と乃木大将の後追い自殺となっており、「明治精神に旬ずる」ためと設定されたことであろう。ここからこの作品は一気に様々な読み方が可能になるのであるが、例えば普遍性を持たせるために第一部「私」(学生)の田舎ははっきりしない一方で、最初に自殺したKの田舎は西南戦争のあった鹿児島と特定されている。こういった幾つかの指標から、例えば、西洋(新しい世界の象徴としてのお嬢さん)と東洋(古い日本の精神性を象徴したK)に分裂した明治日本(帝大出の文化人である先生)の神経症と破滅を扱ったストーリーともこの作品を読むことが可能となる。(ちなみに乃木大将は西南戦争で旗を無くしたことを煩悶の原因に挙げて切腹したと劇中で述べられる。侍退治の内戦を戦った彼は、矛盾したことに侍の自決法を選択したのだった。この矛盾に漱石は近代化しきれない「明治精神(=明治のこころ)」を見たのであろう。)

 もちろん、このような読み方以外にも様々な読み方をこの作品は可能なのだが、幾つかの図式を重層的に重ね合わせて優れた文学は作られているし、またそう読みうるのだということを予備校時代の僕に教えてくれた作品。結果的に、僕がその後の人生で文学に親しむきっかけになった作品だといえるだろう。

 今でも、この作品は高校の教科書に載っているのだろうか?載っていないのだとしたら、若い子達はなんて可哀想なんだろう。

評価: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
概要: 長編小説なんでねえ・・・
コメント: つまらなかったらレビューなんか書かないですよ。というより最後まで読まない
ですよ。波乱万丈の物語じゃないですけど、変なクセがなくて、さらりと読めるんです。
そういういい文章を読むというだけでも価値があるんじゃないかな、と。情景の書き方
がいいです。漱石は俳句や漢詩もやってたからでしょうね。明治の鎌倉や東京の様子が
いいかんじで描写されます。そこに行ってみたいと思わせるほどです。地味ですけど
なかなか良いです


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