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とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫 い 2-4)

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定価: ¥ 660
価格: ¥ 660
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メーカー:小学館
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カスタマーのおすすめ度:     

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Binding: 文庫 EAN: 9784094510522 ISBN: 4094510524 Label: 小学館 メーカー: 小学館 Number Of Pages: 344 Publication Date: 2008-02-20 Publisher: 小学館 Studio: 小学館
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スポットライトレビュー:
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評価:      概要: ボーイ・ミーツ・プリンセス コメント: もう、金を出して、映画館で宮崎駿の作品を見ることはないだろう。紅の豚を観終わった後、そう思った。
未来少年コナン、カリオストロの城、天空の城ラピュタ。最も好きなこの3作品には、明確な共通点がある。
ボーイ・ミーツ・プリンセス
卑しい身分の一介の少年が(まあルパンは少年ではないが似たようなものだろう)、危機に陥るプリンセスと偶然に出会い、命を懸けて巨大な敵と戦う。そんな、ベタで、古風な、王道の物語を、天才宮崎駿は一級の作品に昇華させた。これを見た少女は主人公に、少年は姫に恋をした。
もう、そんな作品を宮崎駿が作ることは、2度とないだろう。残念ながら。
「ポーニョポーニョポーニョ」と連呼するCMを聞き萎えながらネットを彷徨っていると、ラピュタを意識して書いた、と作者本人が語る小説があるという。
そうか、ラピュタが世に出てからもう22年も経っているのだ。宮崎駿本人に期待しなくても、影響を受けたハヤオ・チルドレンが、ボーイ・ミーツ・プリンセスの物語を紡ぐ時代となっているのだ。
早速その小説、「とある飛空士への追憶」を買い求めた。そして一気に読んだ。結論から言おう。作者犬村小六は、ボーイ・ミーツ・プリンセスの物語を完璧に書き遂げた。
神聖レヴァーム皇国は、敵国中で奪われんとしている次期后妃を助けるべく、大軍を出動させるが全滅。そこで、貧民出身の主人公に課せられた任務は、偵察機単機で極秘に大海を渡り、可憐な姫君を奪還し帰還することだった。
しかし、そのことは敵軍に知られることとなる。ろくに武装もない偵察機一機を、新兵器レーダーを持つ巨大軍艦の群れが取り囲み砲撃し、性能で大きく勝る戦闘機が襲い掛かる。しかもその敵の戦闘機には、主人公がかつて撃墜の屈辱をなめたことがある、敵のエースパイロットが乗っていた。
この小説を読み終わったあとには、初めてカリオストロやラピュタを見終わったときのような、切ない感動が待っているはずだ。初期ハヤオ映画が好きな人ならば、ボニョに金や時間を費やさずに、660円を持ってすぐ書店に走るべきである。
蛇足を承知で作者に一言
・ラピュタを意識したと言うけれど、どう読んでもカリオストロだよね
・坂井三郎にもちゃんと感謝してくださいよ
評価:      概要: こころに残るもの コメント: ここまでキチンきちんと定石を指してくれて、かつ快い読後感を与えてくれる書き手に久々に会った。 時代ものが好きでよく読んでいるのだけれど、最近はどう定石を指さないかに注目しちゃって、肝心の中身はなんじゃらほいになってしまっていても、そんなものかな?で終わっていた。 いつの間にか読む事がつまらなくて仕方なくなってしまって、という本当に高慢な考えに落ち込んでいた。この本は、そんなケチな考えを一掃してくれたたいせつな一冊になった。 読み手がわをここまでリフレッシュさせてくれる本は本当に珍しい。できるならば汚い大人達の手には渡したくないのだけれど、ここまで評判になってしまえば手遅れかな。
評価:      概要: 良い別れ コメント: 作者自身が公言しているように、このお話は「天空の城ラピュタ+ローマの休日」がモティーフです。
主人公の名も無い飛行士と、一国の未来を担う王女という、身分不相応で不釣合いな二人が、狭い飛行機に乗り、敵中真っ只中を母国に向けて旅立つ。やがて、二人の間には愛が生まれ……というのが、ストーリーの大まかな流れ。
……結論から言うと、「ローマの休日」がモティーフにあるとおり、愛し合っているにもかかわらず、主人公と王女は結ばれる事なく、どうしようもない運命によって引き裂かれてしまいます。
そのように言ってしまうと、一見古典的な悲恋譚なのかと思ってしまいますが、さにあらず。むしろ、この小説の良い所は、悲劇である筈の別れが、単なる悲しい出来事で終わることなく、果てしない未来へとがっていく、一つの道標となっている事でしょう。
道中、二人きりになった主人公も王女も、旅の最中にこのまま二人で何処かへ行ってしまおうかと、何度も苦悩に苛まれます。
主人公は、王女をエスコートするという、誰にも出来ない仕事をやり遂げるのに、敵国の民族との混血という理由で、金だけ渡されて放逐される運命にある。王女もまた、国に着けば、好きでもない王子と結婚しなければならない。
ならば、このまま居なくなってしまったって、良いではないか。二人の間には、誰にも知られることのない、特別な絆があるのだから。
しかし、人生にはどうすることも出来ない事がある。このまま逃げ出した所で、二人を待っているのは、二つの強大な国家の狭間で破滅する運命でしかない。
それが分かっているから、二人は運命に立ち向うため、敢えて別れを選択するのです。そしてそれは、決して悲劇ではなく、まさしく黄金の未来をむ為の、『全ての始まり』といえるのです。
傑作。
「つくづく難しいね。良き出会いも得がたいが、良く別れるというのもまた、難しいものだよ……」──金玉均『王道の狗』
評価:      概要: 特に何も… コメント: 特に何も無かったな〜。というのが1番思ったことです。感動系の話しなんですが自分でも不思議なぐらいに感動しませんでした。私は幅広くいろんな本を読んでいるでいるでいるですが(半分はラノベなんですが)ここまで何も感じなかった本はそうありません。設定とか文章は別に悪くはなかったと思うのですが…。全体的に脈絡がないって感じですかね〜。後空戦ですが、私がよく元パイロットの航空史話を読むからか臨場感とかを感じられませんでした(頑張って書いてるんですが)。私のレビューみたく微妙な感じでした。駄文すみませんでした。
評価:      概要: ある一人の名も無き英雄と未来の皇妃のお話し。 コメント: 読み終わった第一感想ですが、映画化して実際に観てみたいです。久し振りにお話しの世界にのめり込めた小説です。 お互いに犬猿の仲である国同士の両親を持つ一人の飛空士が未来の皇妃となる少女を国へ送り届けるのです。道中様々な敵に遭遇しながらも、二人の間には信頼以上の気持ちが芽生えます。ですが、身分の違いが現実を突き付ける事となり・・・。 これ以上書くとネタばれになってしまいますので、これくらいで。 それはそうと、必読書の一冊です。 映画化もしてほしいなぁ・・・。
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