|
|
蒼い時 (集英社文庫 126-A)

|
定価: ¥ 440
価格: ¥ 440
通常24時間以内に発送
メーカー:集英社
|
カスタマーのおすすめ度:     

|
|
|
|
|
Binding: 文庫 EAN: 9784087510560 ISBN: 4087510565 Label: 集英社 メーカー: 集英社 Number Of Pages: 216 Publication Date: 1981-01 Publisher: 集英社 Studio: 集英社
|
|
|
|
|
|
|
|
|
スポットライトレビュー:
|
評価:      概要: 蒼い コメント: ほっとします。 歌声のような世界でした。 人を愛する凛とした美しい憧れの女性像がそこにありました。
評価:      概要: 「生きてみます、私なりに」 コメント: あいにく私は彼女の現役時代のことなど知る由もない。彼女がこの本を上梓し、そして
引退したのが1980年、私が生まれたのがその翌年のことなのだから、それも当然か。
映像の断片で知る彼女はいつもどこかぎこちなかった。醒め過ぎて、落ち着き過ぎて、
そのくせやけに情緒的。居直り切っているような、すべてを隠しているような。鳥肌を
誘われるほどに美しくはあるが、決してかわいらしさはない。それこそ今の時代を生きていた
ならば、沢尻エリカどころではないバッシングを浴びるか(事実、国民的アイドルであった
当時でさえも、苛烈なスキャンダルに晒され続けてはいたようだし、そのこともまた、本書の
テーマの一つではあるのが)、限りなく誰の目にも留まらぬまま消えていくか、の二択しか
残されていなさそうな、そんな雰囲気、そして、そんなことをまるで気にしなさそうな、
そんな雰囲気。
彼女は世界を素通りし、世界は彼女を素通りしていく。
「孤独」、あるいは「孤高」ということばがこれほど似合う人もそういない。
いつからかはまるで心当たりはないのだけれども、気づいてみれば、私は彼女に魅せられて
いた。
そして、その雰囲気を寸分の誤差もなく表現してみせたのが、この『蒼い時』。その記述は
ときに冗長でけだるくもあり、しかし、絶えず底流を貫く例の「孤独」の感覚は紛れもなく
山口百恵の佇まいそのもの。
単純な文学的資質の面で言えば、綿矢りさや金原ひとみごときでは比較にならぬほど上。
というよりも、純粋な器の問題として、現代日本作家で肩を並べる人間が私には男女を問わず
思いつかない、それほどまでに傑出した素材、それほどまでに暗い葛藤を内に抱えた人間。
その過剰な資質のはかない「蒼さ」が惜しくもあり、すばらしくもあり……。
タレント本などというどうしようもないカテゴライズをはるかに凌駕して、評価され、
読み継がれるべき一冊。
評価:      概要: あはw コメント: この本が絶賛されてる理由も意味もわからない 全体的に被害者ぶっていて何様?と訊きたくなる、いい気な女といった雰囲気 たまたま周りに恵まれて売れた癖にリアクション出来ないから賞を取らなくてもいいなんて会社にも他の売れなかった歌手にも、とにかく失礼な奴の一言 借りて読んだけど時間が無駄だった
評価:      概要: 歴史的名著:女性心理を知るための最高峰実用書として コメント: 文庫版のレビューとしては不適切な内容かもしれません。何卒お許し下さい・・・
本書は文庫ではなく、是非ともハードカバーの単行本で読んでいただきたい。
巻末のあとがきが、山口百恵さん自身の手書き原稿を印刷したバージョンになっていますから。
万年筆による文字の美しさ、その硬質な筆致に思わず「うおっ!?」と驚嘆するはず。
(むぅぅ、彼女は21歳で引退したのではなく71歳で引退したのか?)
(おいおい、女性ではなく男性だったのか?)
そんな錯覚を抱かせてくれるほど威厳と風格に満ちた力強い文字です。
これを見るだけでも買う価値が十分あります。
山口百恵という人物が残した表現は「演技」や「歌」だけではありません。
実は「書」も残していたんです。
400字原稿用紙にして15枚。
この15枚のあとがきこそが、山口百恵を伝説にしたのかもしれない。
眺めていると、そんな気さえしてきます。
頑固なまでに人間らしく生きることを選択した、21歳の女性。
「書」には、ストレートに彼女の本質が体現されているのではないかと思います。
内容に関しては、レビューのタイトルにつきます。
山口百恵にまったく興味のない方でも、絶対に読んで損しません。
さまざま章に描かれた緻密な女性心理の綾に、ただただ呆然として、文学的な筆力に圧倒されて下さい。
様々な女流文学を読んでいますが、これほど目からウロコが落ちた事はありません。
評価:      概要: 沈黙という名前の雄弁 コメント: この本を読んでから もう25年近く経つ。今や手元にこの本は無い。それでも 読んだ際に感じた一種の衝撃は覚えている。
まず 僕は山口百恵のファンでは無かった。余りに潔い引退で いまや伝説に包まれた山口だが 当時は アイドル歌手であり 女優であったわけだ。しかし 僕には余り印象は無かった。
そんなアイドルが書いた いわゆるタレント本が本書なわけだが タレント本とは思えない硬質な文体と内容に引き込まれた。彼女が引退してから読んだわけであり 内心「しまった」と思ったものだ。それほど 彼女の文章には惹かれるものを感じたからだ。
等身大という言葉がある。本書で山口が語っている自分自身は 等身大の一人の女性である。芸能界という「嵐」の中にありながら 淡々と一人の女性である自分を語る筆致は実に落ち着いている。
これを実際に山口百恵が書いたのか だれかゴーストライターがいたのかという論争もあったと思うが 今となっては それはどうでもよいかもしれない。
引退した後の 見事なまでの「沈黙」は 裏を返せば 彼女自身の強烈な「雄弁」とも見て取れる。そんな30年にならんとする沈黙を踏まえて 本書を 今読み返せば 「蒼い時」は 紛れも無く 山口自身であることが分かる。だから 誰が書いたのかはどうでも良い。
そんな風に思っている。
|
|
|
|
|
|
|

 広告を掲載しませんか?
|