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わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)

わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)
定価: ¥ 1,260
価格: ¥ 1,260
通常24時間以内に発送
メーカー:偕成社
カスタマーのおすすめ度: Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5

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Binding: 大型本
EAN: 9784034380505
ISBN: 4034380500
Label: 偕成社
メーカー: 偕成社
Publication Date: 1987-12
Publisher: 偕成社
Studio: 偕成社

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商品レビュー:



スポットライトレビュー:

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 小学生低学年向けとありますが、それだけではもったいない
コメント:  本書が生まれたきっかけは、童話作家・松谷みよ子氏のもとへ寄せられたある一通の書簡でした。それは、小学生の時の転校を契機にいじめの標的とされてしまった妹について、ある女性が綴った想い出でした。

 反戦を静かに語る「平和のために」という大きなテーマ設定の絵本シリーズにこのいじめの物語が含まれた理由は、「差別こそが戦争への道を切り拓く」という思いがあったから、とあります。いじめとはまさに差別のもっとも原初的な現れですが、実際にそうした視点でいじめの問題を見つめている人が決して十分に多くはないことを、今更ながらに指摘しているのが本書の重要な点です。

 妹に対して、自室にこもってしまうほどに苛虐の手を加えていた子供たちが、加害者としての自覚もないまま当たり前のようにして中学生、高校生となっていく。自分たちが生きていたことが、他の誰かの人生を大きく左右してしまうということの深刻さには思いが至らないのです。

 この子らに決定的に欠けているのは、「想像力」です。自分以外の誰かの心は見ることができないからこそ、その「目に見えないものに思いを馳せる力」が人間には求められます。犬や猫にはおそらく備わっていない、人間にだけ許されているはずのこの「想像力」が欠落した人間が、いかに容易に容赦なく暴走することが出来るかについて、この絵本は静かに、そして厳しく問うているのです。

 本書は1987年に出版されたものですが、ここに描かれている事柄は残念なことに20年を経ても好転しているとはおよそ言えず、それどころかむしろ苛酷化しているといえます。
 私たちは前に一歩も進んでいない、進むことはもう望むべくもない、ということなのでしょうか。

 少しでも前進できるように、多くの子供たちが本書を手にすることを願うばかりです。


評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: いじめをしている人達へ
コメント:  この本は,転校を機に学校でいじめにあい,死んでいった妹の事を手紙に書いて,それを絵本作家の松谷みよ子さんが絵本にしたお話です。

 いじめとは,集団というしげみの中に隠れ,大勢で個人を攻撃する,人の心の痛み,悲しみ,苦しみもわからない人達の事。

 いじめをしている人達は,気付いていつのだろうか?

 人を死に追い詰め,地獄へとおとしいれるその心が地獄そのものだという事を・・・。わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)

評価: Average rating of 1/5Average rating of 1/5Average rating of 1/5Average rating of 1/5Average rating of 1/5
概要: 情動に訴えるだけでイジメは解決するのだろうか
コメント: 一読、釈然としないものを感じた。
(1)イジメられた→心を閉ざして引きこもった→亡くなった、とリアリティに欠けた紋切り調のストーリーは「イジメは悲惨だからやめましょう」という紋切り型の感想しか引き出せないのではないか。ひねくれているようで申し訳ないが、妹がどのように亡くなったのかもわからなければ「そもそもイジメと妹の死には直接の因果関係があるのか?」などと私は考えてしまうのだ。
(2)『イジメられている者が次の瞬間にはイジメる側に回っている』という加害者被害者逆転がイジメにはよく見られる。閉塞した集団内で加害者・傍観者・被害者が共に傷を負っていくイジメの構造に対して「イジメは悲惨だからやめましょう」と語りかければ状況が好転するのだろうか。
(3)あとがきを読むと、差別→他民族への差別→戦争とあるが、戦争のアナロジーでイジメを捉える事が妥当なのか?唐突に「戦争」が出てくることに違和感を覚える。

 私が理解したのは、よくある「戦争は悲惨だからやめましょう」といった主張の仕方と「イジメは悲惨だからやめましょう」の主張の仕方はよく似ているということだ。私は戦争を肯定するものではないが、「悲惨だからやめよう」と主張しても戦争はなくならないではないか?情動に訴えるだけではなにも解決しないのではないか。なによりも逆方向に情動的なスローガンに対して無力だ。たとえば「敵に攻め込まれたら美しい郷里も愛しい家族も蹂躙されしまう。攻められる前に敵を攻めよ」だ。

 私には空想的平和主義=念仏のように平和を唱えれば戦争がなくなる=と同じような匂いがして気になる。イジメ問題にかこつけて別のものを刷り込んではいないか?それに、情動に訴えるだけで解決するほどイジメ問題は簡単ではないだろう。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 真剣に問いかける本
コメント: 毎年人権週間の時期に高学年に読んでいます。昨年はこの本と谷川俊太郎作「ともだち」をあわせて読みました。
母親が折り紙で鶴を折る場面で泣くのを我慢するのが大変です。
あとがきの部分も是非読んできかせたいです。


評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 大切なこと
コメント: 絵本ですが、内容は絵本では表しきれないほど 多くのことを含んでいます。
小学校高学年以上向けだと思います。
 私は教師なので特別活動の時間にこの本を読み、様々な意見を子ども達に
出し合ってもらいました。子ども達は真剣に受け止め、学級の雰囲気が良くなった
ように思います。「いじめはなくならない。」とあきらめるのではなく、
できることをできる所から、いじめている子もいじめられている子も
大きな問題を抱えていることが少なくないので、周りが暖かく見守る姿勢を作ることが
とても大切だと教師生活の中でつくづく感じます。そのためにも、無視しない
痛みを理解しやすいこの本はお薦めです。


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